仙台に出張に行ってきました。昨年11月にシステム導入をした物流センターですが、納品した庫内の作業用機器や無線アクセスポイントの稼働状況を確認することが目的でした。
新幹線で仙台まで行き、そこから空港方面に向かって電車に乗ったのですが、ところどころ一軒家の屋根瓦が崩れている以外は街は以前と変わらない感じがしました。飲食店もその他の店も普通に営業中。しかし、空港近くの目的地に近づくにつれて、そこが津波に飲み込まれたのがよくわかるように、焦土と化した街並みに変わっていきました。タクシーの運ちゃん曰く、田畑は一度海水に飲み込まれているのでしばらくは使いものにならないと。そして、この写真のように、街路樹なんかも半分枯れている模様でした。至る所で泥や瓦礫が積んであって、自衛隊のトラックもちょくちょく往来していました。物流センター内は、掃除もしてすぐにでも業務を再開できる準備に取り掛かっていましたが、色々と話を聞くと「まさかパソコン流されるなんて思わないですよね・・・」と絶句する現場のリーダーの方がいたり、まだまだ辛い記憶になっているんだという印象でした。
それでも現場は、街は、活気づているように感じました。仙台の街は、一心不乱に復興に向けて立ち上がっているようです。今日仙台に行って、日本人そして人間はすげーなと思いました。多分何度流されても、きっとみんな立ち上がるんだと。
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