2011年7月26日火曜日

Cloud Days Tokyo 2011 〜オリンパスの社内クラウド構築事例〜

日経BPの無料セミナーCloud Daysが開催されたので行ってきました。今回はのっけからオリンパスの北村本部長による社内クラウドの構築事例発表ということで、ほぼこれだけが目的で行ったような感じでしたので、そちらのポイントだけ少しメモしておこうと思います。オリンパスはCloud Innovation Awardの第1回受賞企業で、社内クラウドの取り組みについては有名だったので興味があったのですが、今日の講演で実態がわかりました。
とりあえず公演中にがんばってメモりましたので貼りつけておきます。


印象的だったのは、クラウドを始めようとしてクラウドになったわけでなく、最適化の結果の形がクラウドになったということ、それと「社内クラウド」という言葉を経営陣への説明のためのツールとして使っていたことです。はじめに進めていたインフラの最適化のひとつの解答がクラウドという形態になっただけということでした。しかしながら、その結果が招いたのは様々な効果的な事象だったとのこと。それは、サーバの納期や統合によるコスト・カットといった一般的に言われている事象にとどまらず、ガバナンスの強化やセキュリティ、BCPの強化にもつながったということで、最後はこの形態(社内クラウド)がITインフラ・マネジメントの集大成であると断言して終了しています。
講演を聴いて、率直な感想ですが、社内クラウドでここまで徹底的な構築事例は聞いたことがないというのと、極端な話、このオリンパスのインフラ、外販できるよねってことです。色々な制約で難しいとは思いますが、そこまで成熟していると感じました。
しかしながら、このプロジェクト、一体いくら投資したんだろうな。半端な金額じゃできないもんな。これが一番最後の私の感想です。


早くも記事がUPされていますので、リンクします。


この講演のあと、呼び出し食らったので今日はここまででしたorz

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