今回も目的はクラウド コンピューティングEXPOだったわけですが、前回に比べて展示会は大幅に縮小傾向でした。今回会場自体が3分の1ぐらいになっていたように感じたのですが、この出展比率をどうやって事前に予測していたのかっていうのは知りたいですね。全体として言えるのが春はこぞって出展していたIaaS事業者がほとんど出ていなかった。amazonとかniftyなんか前回(春)は気合入ってたのに、ブースすらなかった。。。これが何を意味するのかはちょっと現時点ではよくわかっていません。誰か教えてほしいです。いずれにしろクラウドの熱狂も冷めて、実際に業務に適用する際にどうやっていくのかっていうのを冷静に見る段階に入ってきたのかもしれないですね。これからクラウド(IaaS)が本格的に業務利用されるってことだと、個人的には前向きに捉えて歓迎しています。
さて、次。
今回は展示場の規模感もあり、ちょっとスマートフォン&モバイルEXPOにも顔出してみました。実は発注やらSFAやらのアプリケーションを見に来た顧客ユーザー部門のマネージャーと一緒に回ったのですが、明らかにそういう雰囲気ではなかったのが印象的でした。今回の展示会は全体的にユーザーフレンドリーではなかった。
逆に言うと、スマホやタブレットが本格的にビジネスシーンに入ってきているというのを感じました。というのも
- スマホやタブレットの監視セキュリティアプリ
- スマホやタブレットを企業ネットワークに参加させる機器やソフト
ユーザーフレンドリーではないと言った所以は、こういった傾向は完全に情報システム部門やシステムベンダーの仕事であって、ユーザー部門が考えることではないということです。
最後に少しだけWeb&モバイルマーケティングEXPOにも顔を出しました。やはり企業マーケティングにtwitterやfacebookを使ってどうする?みたいなネタの宝庫で、これはノウハウとしては必須なんだということをあらためて感じました。
全体として、規模は小さくなりましたが、業界の動向は今まで以上に把握しやすい展示会だったと思います。さて、次の春はどうなることやら。どうしても記したかったので10月の日付で残しておきます。