映画モテキをようやく見ました!
なかなかロングヒットを続けているようですがそろそろ上映終盤戦のようで、私の地元幕張でも夕方一本しかやっていませんでしたので、娘を実家に預けて見てきました。
話はドラマ版から数年後の世界つまりリアルタイムな現在を描いた物語で、しっかりとtwitterやらナタリーやら、ポップカルチャーを背景に登場人物たちが縦横無尽にオシャレスポットを駆けまわる世界観が表現されていました。
藤本がPerfumeと踊り狂ったのは、あれはさいたまスーパーアリーナ周辺ですね。あそこは天気がいいと最高の場所です。ちなみに、東京事変『キラーチューン』のPVもあそこで撮影されています。幸世とみゆきがデートしていたおしゃれ立ち飲みBARはどこでしょう。恵比寿あたりでしょうか。愛が登場したガールズバーは三宿に実在するらしいです。などなど、今回もドラマのときと同じようにこうやって印象的なスポットが虚構現実問わずたくさん登場したのでした。
しかしながら、やはり全体的な構成として映画向けにまとめられてしまったなぁと苦言を呈してみると、
- 中盤以降、幸世の脳内ひとりごとが聞こえなくなってシリアスになりすぎ
- なんかよくわからないがハッピーエンドっぽい終わり方
- 結局幸世がみゆき一途だったのは、ちょっとありえない
ドラマのモテキを見ている人間としては、やはり映画がシリアスすぎた感があります。特に中盤以降はもうちょっと笑いを取ってほしかったです。それと、幸世のキャラは、どっちつかずであっちもこっちも好きで結局誰も選べないっていうのが定石であるべきだと思いました。そんなところに多くの同世代の男性が共感し、多くの同世代の女性が興味深く見守ったはずだから。
とは言いつつも、やっぱりこのドラマというか映画の醍醐味のひとつである音楽については最高に楽しめました。一番鳥肌もんだったのがくるりの『東京』が流れ出したシーン。知っている曲の良さを再認識。このドラマというか映画を見ていると、自分版モテキ音楽をMIXしてみたい衝動に駆られますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿